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亀の子束子

亀のかたちをした束子(たわし)が、お店の前で紐にぶら下がっています。たわしとは水洗い用のブラシです。亀の子たわしは、その形と、水との関係性や長寿の意味付けで、その名が付けられました。
脚注
亀の子たわしは、1907年の創業以来変わらず、同じ製法で作られています。今でも同じ原料の、椰子の繊維が使われています。たわしは耐久性に優れ、まな板、食器、鍋、フライパンなど、日本家庭の定番の掃除道具として使われています。
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