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丸の内ドーム

まばゆい丸の内ドームの存在が、東京駅ビルをより印象的で、惹きつけるものにしています。 広重が描いた栄螺堂には、全国の寺院から集められた百体の観音像が収められていたように、丸の内ドームは日本各地から東京に訪れる人々の玄関口となっています。
脚注
八角形のドームは、丸と四角形のバランスが見事にとれていて、十二支の動物のレリーフとともに、隅々には鷲や花のレリーフが配されています。八角形の配置は、イスラムやキリスト教の建築形態でも広く使用されていました。
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