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中銀より汐留の庭 浜の離宮を見る図

中銀カプセルタワーにある、とあるユニットの円形の窓と小さな花瓶が、広重の作品と視覚的に見事に呼応しています。現代の都市の景色の中では、川は、高速道路に取って代わりました。
脚注
1972 年に建てられた中銀タワーは、モジュールを中央に差し込み、部屋ごとに交換や変換ができるという技術を備えた、最初のカプセル建築プロジェクトです。適応可能かつダイナミック、そして絶え間なく変化するという建築ビジョンに基づいて設計されました。カプセル(部屋)は、東京で働くビジネスマンの出張宿泊先として設計され、4 x 2.5メートルの各ユニットには、1人が泊まるのに必要なアメニティがそろっています。メタボリスト建築の傑作ですが、不安定な構造と耐震基準との不適合により、取り壊される可能性があります。
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